宅配ドライバーは1日に何個配達できるのか?ヒエラルキーで解説してみた

宅配ドライバーは1日で何個配れるのか? 宅配

宅配ドライバーは、1日に何個配達できるのか紹介しています。

1日に配達できる個数は、エリア・在宅率・ドライバーの実力で変化するので、ヒエラルキー構造を用いて、イメージ化しやすいよう解説します。

1日に配達できる個数はエリアに大きく左右される

宅配ドライバーが1日に配達できる個数はエリアに大きく左右されます。

配達できる個数を左右してしまうエリアごとの特徴はいくつかあるのですが、その中でも、影響が大きいのが、建物の密集率と昼間の在宅率です。

まず、建物の密集率が配達できる個数に大きな影響を与えてしまうのか説明していきます。

田舎と都会では、建物の密集率が違います。

当然、都会の方が密集率が高いので、配達先から配達先への移動距離が短く、短時間でたくさんの荷物を配達するのが可能です。

一方、田舎では建物の密集率が低く、配達先間の距離が長いので、都会よりも荷物を配達できる個数が少なくなりがち。

ですので、建物の密集率が高い方が短時間で多くの荷物を配達しやすくなるため、1日に配達できる個数に大きな影響を与えると言えるわけです。

次に、昼間の在宅率が1日に配達できる個数に大きな影響を与える理由について説明していきます。

労働を引退している世代が多く住む町は、昼間の在宅率が高いです。

昼間の在宅率が高いと、1回で配達完了できる確率が高く、不在だった配達先へと再配達する件数が減ります。

再配達する件数が少ないということは、それだけ別の配達先へ回れる時間を捻出できるということなので、配達できる個数が増加すると言えるわけですね。

一方、現役の労働世代が多く住む町は、昼間の在宅率が悪く、配達完了できる時間帯が夜に集中しがちなので、1日に配達できる個数が少なくなるというわけです。

ですので、1日に配達できる個数は、エリアによって大きく左右されると言えるわけです。

【配達個数別】宅配ドライバーのヒエラルキー

配達個数別に宅配ドライバーをヒエラルキーで区別してみました。

図:宅配ドライバーのヒエラルキー
宅配ドライバーのヒエラルキー

1日で200超の荷物を配達する宅配ドライバーは、神です。

大規模な営業所に1~2人いるかいないか程度だと思われます。

単価次第で、年収1000万超えを十分狙えますし、周囲からも実力ある宅配ドライバーとして認知されるでしょう。

1日で150~200個の荷物を配達する宅配ドライバーは、凄腕ドライバーです。

中規模の営業所なら1~2人、大規模の営業所なら数名程度存在していると思われます。

このレベルの宅配ドライバーなら、単価次第で、年収800~1000万円ほどを狙っていけるでしょう。

1日で120~150個の荷物を配達する宅配ドライバーは、ベテランドライバーです。

中規模の営業所なら数名ほど、大規模な営業所なら十数名から二十名ほどいるでしょう。

このレベルの宅配ドライバーなら、単価次第で年収600~800万円ほどを狙っていけるでしょう。

1日で100~120個配れるドライバーなら、優秀なドライバーです。

中規模の営業所なら十数名ほど、大規模な営業所なら二十名以上は存在していると思われます。

このレベルの宅配ドライバーなら、単価次第で年収400~600万円ほどを狙っていけるでしょう。

転職サイトのdoda(デューダ)が2019年9月~2020年8月の1年間に、dodaの転職サービスに登録した人の年収を職種別に集計した結果、販売・サービス系の全体平均年収は329万円となっているので、1日に100個以上配れる宅配ドライバーは、年収で見るのであれば、平均よりも上の優秀な人材と言えると思います。

ですので、現状、1日に100個以上配れている宅配ドライバーは、周囲に何を言われても、自信を持って働いて良いと思いますよ。

1日に70~100個配れるドライバーは、普通のドライバーです。

規模に関係なく、どの営業所にも、このぐらいの個数を配れるドライバーはたくさんいます。

このレベルの宅配ドライバーは、単価次第となりますが、年収300~400万円ほどだと思います。

サービス系の職種の平均年収ぐらいですので、可もなく不可もなくといったところですね。

1日に50~70個配れるドライバーは、初心者ドライバーです。

宅配を始めたばかりのドライバー、もしくは、なんらかの特殊なエリア・条件で働いているドライバーだと思われます。

このレベルの宅配ドライバーは、単価次第となりますが、年収200~300万円ほどだと思います。

1日に50個未満の宅配ドライバーは、虫です。

副業として宅配をやっているだとか、荷物量が少ないエリアを担当しているため、報酬単価が非常に高いだとか、そういった特殊条件がないにもかかわらず1日に50個未満は、危機感を覚えるべきですね。

年収も100~200万円ほどとなり、生活もかなり厳しくなってしまうので、頑張りましょう。

まずは、1日70個を目標に、虫から人間に戻ることから始めましょう。

配達個数を増やすには?

配達個数を増やすには、効率よく回れるやり方を覚える必要があります。

荷物を取り出すとき、すぐに見つけられるよう工夫して車に積み込んだり、一筆書きで回れるよう工夫することで無駄な移動時間を減らしたりですね。

配達時間を短縮できる方法はいくつもあって、それらを1つ1つ学んでいき、自分の配達方法に組み込んでいくことが大切。

しかし、それらを自分で編み出すには膨大な時間がかかるので、既に、効率よく回る方法を確立しているドライバーから伝授してもらうのがおすすめ。

下記記事は、1日で170個配れるドライバーがやっている配達方法をもとに作られた、宅配マニュアルです。

有料ですが、画像を用いて分かりやすく解説し、宅配未経験者の方でも理解できるよう作りました。

宅配未経験者や配達個数が伸び悩んでいる宅配ドライバーの方は、是非、活用して楽に効率よく成長しましょう。

まとめ

宅配ドライバーは、1日に何個配達できるのか、ヒエラルキー構造を用いて解説しました。

1日に100個以上配れるのであれば、十分優秀な宅配ドライバーだと言えると思います。

宅配初心者・宅配未経験者・伸び悩んでいる方は、まずは1日に100個配達を目指しましょう。

この記事を読んだ人におすすめ

コメント

タイトルとURLをコピーしました