配達員の方へメッセージを書こう!配達員が読んで嬉しかった言葉をランキングにしてみた

宅配

現役の配達員です。

宅配先で、玄関などに貼られている配達員宛てのメッセージで、読んで嬉しいと感じたものをランキングにしてみました。

玄関などに貼りつけるメッセージシールなどに、何を書けばいいか分からないという方の参考になると思います。

【1位】置き配してください

『置き配してください』が間違いなく1位です。

はっきり言いますが、「ありがとう」とか「お疲れ様」とか薄っぺらい感謝の言葉なんて、配達員は別に求めていません。

労働者の方へ聞きたいのですが、“仕事を早く終わらせて家に帰りたい”と思ったことはありませんか?

仕事中毒者や、職場で王様のようにふるまっている方は別として、大半の労働者は、『働いてお金を稼がないと、生活が成り立たないから働いている』のがほとんどですよね。

それは、私たち配達員も同じです。

中には、配達が楽しくて楽しくて仕方がないと思っている方もいると思いますが、配達員の離職率の高さを考えると、そう感じている人は少数だと思います。

置き配の許可を出してもらえれば、不在だった宅配先へ再配達せずに済みますので、その分、仕事が捗り、早く帰宅できます。

配達員へのメッセージで『置き配してください』と書いてある荷受人は、神様だと私は思っています。

置き配後に、敬礼して立ち去りますよ。

【2位】インターホンを強く押してください

『インターホンを強く押してください』が2位ですね。

配達員あるあるなのですが、荷受人は在宅しているけれど、インターホンが壊れていて、鳴らしても荷受人が出てこないので不在だと勘違いしてしまい、去ってしまうというのが時折あります。

これって、荷受人・配達員の双方にとって不利益ですよね。

荷受人は、荷物を受け取るのが遅くなってしまうし、下手をしたら再配達した時間帯に出かけていたら、荷物を受け取るのが次の日になってしまうかもしれません。

配達員は、再配達しないといけなくなるので、面倒くさい。

この不幸なすれ違いを防ぐためにも、「ちょっと家のインターホン、接触が悪いな」と感じた時は、『インターホンを強く押してください』とか『インターホンが壊れています』など、インターホンがちゃんと機能していないというのを伝えてもらえると助かります。

まあ、直してもらうのが一番なんですけどね。

【3位】こちらの呼び鈴を押してください

『こちらの呼び鈴を押してください』が3位ですね。

たまにインターホンが2ヵ所ある配達先があります。

多分、インターホンが壊れてしまい、新しく簡易的に取り付けられるものを取り付けたけれど、古い方を取り外すのに手間とお金がかかるから、そのままで放置というパターンだと思います。

玄関に2つインターホンがあると、どちらが鳴る方なのか分かりません。

おそらく簡易的な作りの方が、後発的に取り付けられたものなのだろうなと予想して、そちらを押しはするのですが、たまに逆もあるわけですよ。

なので、ちゃんと機能しているインターホンがどちらなのか分かるように『こちらの呼び鈴を押してください』とメッセージを書いて掲示してもらえると、助かります。

【4位】○時に在宅しています

『〇時に在宅しています』は第4位です。

理想は置き配して下さいなのですが、置き配は窃盗や破損が怖いから嫌だという方も多いでしょう。

なので、置き配の代替案として、在宅している時間帯をメッセージシールなどに記載して、掲示してもらえると、配達員の方で、あの配達先は〇時にならないと在宅していないから、別の配達を先に終わらせて後で寄ろうとか、配達計画を立てやすくなるので、助かります。

【5位】猛犬注意

『猛犬注意』が第5位ですね。

あらかじめインターホンを押す前に身構えられますからね。

猛犬注意と書いてあるのに、出てくるのがチワワだと和む。

【6位】いつも配達ありがとうございます

『いつも配達ありがとうございます』が第6位ですね。

月並み。

特に嬉しさとかはないですね。

ただ、荷受人に利益があるわけでもないのに、こういった温かいメッセージを掲示している方って、品行方正だったり、常識ある人が住んでいるというイメージがあります。

代金引換の荷物を頼んだら、事前にその金額を用意しておいてくれたりする人が多い気がしますし。

なので、メッセージ自体にはそんなに嬉しさはこみあげてこないのですが、変な人が出てこなさそうだなという安心感があります。

まとめ

配達員の方へメッセージを書こうと思っている方への参考として、現役の配達員である私が、配達先で読んで嬉しかった言葉をランキング形式で発表してみました。

正直、配達員は“ありがとう”とか“お疲れ様”とか感謝や労いの言葉を贈られるより、“置き配してください”のような、配達員にとって、実利のあるメッセージの方が嬉しいです。

身も蓋もないなと思われるかもしれませんが、これが配達現場で実際に働く人間の本音だと思いますので、配達員宛てのメッセージを書こうとしている方は参考にしていただければ、ありがたいです。

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