エネオス(eneos)カードでガソリン代がどのくらい安くなるのか試算してみた

エネオスカードでガソリン代がどのくらい安くなるのか試算してみた ガソリン

エネオス(eneos)カードでガソリン代がどのくらい安くなるのか試算してみました。

エネオス(eneos)カードとは?

エネオスカードとは、国内のサービスステーション数ナンバーワンのエネオスが発行するクレジットカードのこと。

C(キャッシュバックタイプ)・P(ポイントタイプ)・S(スタンダードタイプ)の3種類があって、それぞれに異なる特典が用意されているのが特徴です。

ただ、3種類に分かれてはいるものの、どのタイプにも電話一本で24時間365日対応のロードサービスが標準装備されています。

ロードサービスの内容は、以下の2つ。

  1. レッカー車による移動(10㎞まで無料)
  2. 路上における修理(30分まで無料)

対象車両や対象地域など、詳細な情報は公式サイトでご確認ください。

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ENEOSカード

つまり、エネオスカードとは、ロードサービスが標準装備された3種類のクレジットカードの総称というわけですね。

では、3種のエネオスカードには、それぞれどのような特徴があるのか、説明していきます。

3種のエネオスカードの特徴

エネオスカードC(キャッシュバックタイプ)

エネオスカードC(キャッシュバックタイプ)は、毎月のカード利用金額に応じて、ガソリン・軽油が最大で7円/ℓ引きになるクレジットカードです。

以下は利用金額ごとの値引き額一覧表です。

利用金額割引額
7万円以上7円
5~7万円未満5円
2~5万円未満4円
1~2万円未満2円
1万円未満1円

エネオスカードを7万円以上利用した場合のガソリン・軽油の値引き額は、7円/ℓです。

5~7万円未満で5円/ℓ、2~5万円未満で4円/ℓ、1~2万円未満で2円/ℓ、1万円未満で1円/ℓの値引きですね。

ただし、注意点が2点。

  1. 値引き金額の適用は、本人・家族カードのガソリン・軽油利用の合算で、毎月150ℓまで
  2. 値引き単価の決定には、各種手数料・年会費などの金額は含まれない

特に、1番の値引き金額の適用が無制限ではなく、毎月150ℓという点は注意が必要ですね。

通勤や週末に出かけるぐらいしか、車を使わないという一般的な運転手は、使い勝手が良いと思います。

対して、軽貨物ドライバーのような、運送を生業にしている方は、月に150ℓだと少し心許ないかもしれません。

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ENEOSカード

エネオスカードP(ポイントタイプ)

エネオスカードP(ポイントタイプ)は、利用金額の最大3%をポイントで還元するというクレジットカードです。

下記は、ポイント還元率の一覧表です。

利用先ポイント付与ポイント還元率
ENEOS1000円ごとに30ポイント約3%
ENEOS以外1000円ごとに6ポイント約0.6%

ENEOSで、エネオスカードを利用した場合、1000円ごとに30ポイント付与されるので、ポイント還元率は、約3%です。

対して、ENEOS以外の場所で、エネオスカードを利用した場合、1000円ごとに6ポイント付与されるので、ポイント還元率は約0.6%ですね。

貯まったポイントは商品や別ポイントなどに交換することができます。

ポイント利用の詳細は、公式サイトにて、ご確認ください。

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ENEOSカード

ポイント還元は、とても魅力的ですが、注意点も2つあります。

  1. ポイントの有効期間は2年間
  2. ポイント計算に使われる金額は、1000円未満切り捨て

特に、1番のポイント有効期間は2年間という点には、注意ですね。

有効期間が終了次第、1カ月単位でポイントが失効してしまうので、使い忘れには気を付けましょう。

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エネオスカードS(スタンダードタイプ)

エネオスカードS(スタンダード)は、いつでもガソリン・軽油が2円/ℓ引きになり、ポイントも貯められるクレジットカードです。

下記は、ポイント還元率の一覧表です。

利用先ポイント付与ポイント還元率
ENEOSでガソリン・軽油・灯油以外での利用1000円ごとに20ポイント約2%
ENEOS以外1000円ごとに6ポイント約0.6%

ENEOSでガソリン・軽油・灯油以外で利用した場合、1000円ごとに20ポイント付与されるので、ポイント還元率は約2%です。

対して、ENEOS以外の場所で、エネオスカードを利用した場合、1000円ごとに6ポイント付与されるので、ポイント還元率は約0.6%ですね。

ガソリン・軽油の値引きに加え、ポイント還元もされるバランスの良いクレジットカードですが、注意点が2つ。

  1. ENEOSサービスステーションでガソリン・軽油・灯油の購入に利用してもポイントは付かない
  2. ポイントの有効期限は2年

特に、ENEOSカードP(ポイントタイプ)と違い、ENEOSでガソリン・軽油・灯油を購入してもポイントが付与されない点は注意してください。

他の2種に比べ、尖った特典はないものの、バランスが取れているので、使い手を選ばないクレジットカードだと思います。

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エネオスカードでどのくらいガソリン代が安くなるのか試算

エネオスカードP(ポイントタイプ)は、ポイントで還元されるので、試算する対象から除外します。

1リットル当たりのガソリン代は、e燃費というサイトで調べた2021年2月のレギュラーの実売価格130.3円を小数点以下を四捨五入した数値「130円」で設定しています。

エネオスカードC(キャッシュバックタイプ)を使った場合

下記は、エネオスカードC(キャッシュバックタイプ)を使った場合、使わなかった場合と比べて、どのくらい安くなるのかを一覧にした表です。

エネオスカードCを毎月7万円以上使用し、最大割引額である7円/ℓ引きが常に適用されている状態という仮定で計算しました。

ガソリンの給油量
(1カ月間)
エネオスカードCを
使った時のガソリン代
エネオスカードC
未使用時のガソリン代
差額(月間)差額(年間)
30ℓ3690円3900円210円2520円
50ℓ6150円6500円350円4200円
80ℓ9840円10400円560円6720円
100ℓ12300円13000円700円8400円
150ℓ18450円19500円1050円12600円

月にガソリン(レギュラー)を30ℓ入れた場合、エネオスカードCを使った時のガソリン代は3690円です。

エネオスカードCを使わなかった場合は、3900円なので、使うと月額210円安くなります。

年間で考えると、2520円安くなりますね。

50ℓ入れた場合、月額350円、年額4200円安くなります。

80ℓ入れた場合、月額560円、年額6720円安くなります。

100ℓ入れた場合、月額700円、年額8400円安くなります。

適用上限である150ℓ入れた場合、月額1050円、年額12600円安くなるという試算結果になりました。

年会費が1375円(税込み)かかりますが、車を常用していて、月にガソリンを30ℓ以上給油しない方は、ほぼいないと思うので、普通にエネオスカードCを使って給油していれば、元が取れるどころか、それ以上に経済的に得をするということになります。

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エネオスカードS(スタンダードタイプ)を使った場合

下記は、エネオスカードS(スタンダードタイプ)を使った場合、使わなかった場合と比べて、どのくらい安くなるのかを一覧にした表です。

ガソリンの給油量
(1カ月)
エネオスカードSを
使った時のガソリン代
エネオスカードS
未使用時のガソリン代
差額(月額)差額(年額)
30ℓ3840円3900円60円720円
50ℓ6400円6500円100円1200円
80ℓ10240円10400円160円1920円
100ℓ12800円13000円200円2400円
150ℓ19200円19500円300円3600円

月にガソリンを30リットル入れた場合、エネオスカードSを使った時のガソリン代は3840円です。

エネオスカードSを使わなかった場合は、3900円なので、使うと月額で60円安くなります。

年間で考えると、720円安くなりますね。

50ℓ入れた場合、月額で100円、年額で1200円安くなります。

80ℓ入れた場合、月額で160円、年額で1920円安くなります。

100ℓ入れた場合、月額で200円、年額で2400円安くなります。

150ℓ入れた場合、月額で300円、年額で3600円安くなります。

年会費が1375円(税込み)なので、月に80ℓ以上入れておけば、損することはありません。

ただ、エネオスカードSは、エネオスカードCと違い、ガソリン代の割引に適用上限がないので、月に150ℓ以上給油する方は、こちらの方がいいと思います。

なお、家族カードといって、本人カードと紐づけて家族用のカードを作ることも可能なので、家族内に車を持っている人間がいるという場合、家族単位で見た時、給油量も多くなるので、そのあたりも加味して、選ぶといいと思います。

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まとめ

エネオスカードで、ガソリン代がどのくらい安くなるのか試算してみました。

試算結果から、年会費を加味しても、元が取れるどころか、それ以上に得をすると分かったと思います。

ガソリン代を安くする方法を1つも実行していないのであれば、エネオスカードを使ってみる価値は十分あると思いますよ。

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