宅配ドライバーは女性でもできるのか?【現役配達員が考察】

宅配

宅配を個人事業主として請け負っている現役ドライバーです。

実際の宅配現場で働いている視点から、女性でも宅配ドライバーはできるのか考察してみました。

宅配は女性でも活躍できる

女性のきめ細やかな感性を活かせる

宅配は女性でも活躍できます。

実は、宅配って体力仕事というより、仕分け要素の強い仕事です。

荷物を車に積み込む際、配達エリアごとに仕分けして、荷物を積み込むことで、スムーズに取り出すことができます。

荷物の伝票も配達エリアごとに分けたり、番地を若い番号から順に並べたりすることで見やすくなり、どこに何の荷物を運ぶかが分かりやすくなります。

何も考えずに、がむしゃらに走り回る体力馬鹿より、どうやったら効率よく配達をこなしていけるかを考え、きちんと荷物を管理できる人間の方が宅配という仕事において強い。

意外と几帳面さを求められる仕事なので、きめ細やかな女性的感性を宅配に活かすことができるため、宅配は女性でも活躍できると言えるわけです。

宅配は重い荷物が少ない

宅配は重い荷物が少ないです。

あくまで、商業貨物を主に配達しているようなドライバーと比べて、ですが。

重いと感じる度合いは、個人によってまちまちですが、私が普段宅配をやっていて20kgを超える荷物を扱うことは、ほとんどないですね。

あっても、1日に1~2件ぐらい。

稀に30kgを超えるような、重い荷物に割り当てられてしまうこともありますが、そういう場合は、自分の近場を配達されている方だったり、ご自身が所属されている会社の方などにお願いして、配達を代わってもらうということも出来ます。

ただ、代わってもらえるかどうかは、相手の状況だったり、所属している会社の方針だったりが絡んできてしまうので、100%代わって貰えるとは限りません。

とはいえ、そもそも20㎏を超えるような重い荷物を扱うことは少ないので、荷物の重さにあまり不安がる必要はないのかなと思います。

宅配は清潔感が大切な仕事

宅配は清潔感が大切な仕事なので、女性の身だしなみに気を使う姿勢は、大きな強みになります。

宅配は、荷受人に荷物を届けるのが仕事ですが、結局は人と接する仕事なので、接客業的な要素を多分に含みます。

私が直接そういった経験をしたわけではないですが、お客さんから、配達に来た人が不潔だったとか、臭かったとか、身だしなみに対するクレームを入れられることも多々あるみたいですね。

清潔感という面において、男性よりも女性の方が気を使っている人が多いと思うので、身だしなみに対するクレーム防止になりますし、お客さんから良い印象をもってもらえることも多いと思うので、活躍できると思います。

宅配を女性がやるメリット

実力次第で男性以上に稼げる

宅配を女性がやるメリットとして、実力次第で男性以上に稼げることが挙げられます。

国税庁の民間給与実態統計調査(平成30年分)によると、給与所得者の平均給与は年間で441万円のようです。

ちなみに、これを男女別に見ると、男性545万円、女性293万円みたいですね。

上記の数字は標本調査といって、日本全国の給与所得者すべてを調べつくして出した全数調査ではなく、給与所得者の中から一部抜き出して、それを統計学的に推測して出された数値です。

給与所得者の中には、役員も含まれますので、標本として使う部分に役員や大手一流企業の正社員だったりをぶち込みまくれば、簡単に給与所得の平均値なんてあげられるので、日本で働いている給与所得者の平均年間給与が441万円もあるとは、全くもって信用していませんが、宅配はそれ以上に稼ぐことは可能です。

男性の平均年間給与は545万円らしいですが、結構な努力が必要ですし、初年度から稼げるかと言われれば、必ず稼げるよとは言えませんが、545万円以上も頑張り次第で稼げますね。

個人事業主の宅配ドライバーならば。

単価制なので。

たくさん荷物を配って、大きく稼ぎたい方は下記記事を参考にしてください。

1日に170個配達完了したドライバーの手法をもとに作成したマニュアル的な記事なので、配達数を伸ばすのに役立ちますよ。

正社員は出世だったり、務めている会社の体力も関わってくるので、男性以上に稼げるか?と聞かれたら、何とも言えません……。

男性が多い職場環境なのでチヤホヤされやすい

あんまりこういう世俗的な話をすると人格を疑われそうですが、正直、宅配は男性が多い職場が大半なので、女性は結構チヤホヤされると思います。

私は男性でして、個人的には、仕事で女を使う女性が嫌いなので、基本的に無視しますが、世の中の男性が皆、私と同じ感性を持っているかというと、そんなことはなく、ちょっと甘えられれば、愛想を崩して、ホイホイ頼みごとを聞いちゃう短絡的な男も多いですね。

重い荷物を持っていってと頼まれれば持っていき、配りにくい離れエリアの荷物を頼まれれば持っていく。

まさに、奴隷。

まあ、男性側も女性に優しくすることで、色男を演じられるわけですから、旨味が全くないわけではないですからね。

個人的には好きなやり口ではないですが、男性を上手く使いやすい職場というのは事実ですので、上手いことやって、働きやすい職場環境を作ってみてください。

女性宅配ドライバーの給料

女性宅配ドライバーの給料は、男性と変わりません。

正社員ドライバーであれば、各会社が提示している給与形態ですし、個人事業主ドライバーであれば、大体の場合は、単価制なので、荷物をたくさん配れれば配れるほど、給料もとい収入が上がります。

そこに男女間の優劣はなく、単純に実力の世界なので、フェアです。

まとめ

宅配ドライバーは、女性でもできるのか考察してみました。

女性でもできますし、女性ならではの男性よりも優れた部分があると思います。

女性の優れた部分を活かし、男性以上に稼ぎましょう。

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