軽貨物の仕事の取り方を考察してみた

軽貨物の仕事の取り方 軽貨物

筆者は、割が良い仕事が欲しくてたまらない軽貨物ドライバー(個人事業主)です。

どうすれば短い労働時間で多額の報酬を貰える運送の仕事を請け負えるのか、四六時中考えているので、考えていることを文章に起こし、整理してみました。

効率よく稼げる軽貨物の仕事を探している人の参考になるかもしれません。

割の良い仕事の取り方

荷主と直接契約を結べるよう営業をかける

荷主と直接契約を結べると割が良い仕事になる可能性が高いです。

なぜなら、報酬額と仕事内容について、荷主とすり合わせながら決められるからです。

下請けのように親会社の言いなりになる必要がなく、割の悪い仕事だと感じたら報酬や仕事内容を変更するよう意見することもできますし、折り合いがつかなければ、断ることも可能です。

ですので、荷主と直接契約を結びたいと思ってる軽貨物ドライバーの方も多いと思いますが、なかなか荷主と関りを持てませんよね。

私もそうです。

多分ですが、ほとんどの荷主は大手運送会社を使っているからだと思われます。

もしくは、昔から付き合いのある運送会社とかですね。

荷物を送りたい企業や個人は、わざわざ、どこの馬の骨とも知れない個人事業主の軽貨物ドライバーに頼まなくても荷物を送れてしまいます。

そんな環境下で、ただ手をこまねいても荷主と直接契約を結べるわけがないので、自分から営業をかけるのが良いと思います。

「営業」と言うと、“飛び込み営業”を思い浮かべる人もいらっしゃると思いますが、個人的には今の時代に合っていないと思います。

SNSやネットメディアが充実しているのだから、そちらで営業をする方が、断然効果的かと。

私が考えた案ですが、簡単なウェブサイトを作り、名刺に制作したサイトへと飛べるQRコードを印刷し、その名刺をよく行く居酒屋や飲食店だったり、何かしらのパーティーやイベントで渡して回るとか面白いと思います。

ウェブサイトを作ったりするのは面倒くさいという方は、知人や友人に「引っ越しするときは私を使って」と宣伝しておくといいと思います。

「荷物を送る時は私を使って」だと、指示が漠然としすぎていて、荷物を送る時に自分の存在を思い出してもらえないことが多いと思います。

でも、「引っ越し」と限定しておくことで、引っ越しをしようと思っている友人・知人が、「そういえば、あいつが引っ越しの時は使ってくれって言ってたっけ」と、引っ越しをきっかけに思い出してもらえるかもしれないので、どういうタイミングで自分を使ってほしいか考えて宣伝しておいた方が、相手に響くのかなと思います。

荷物量が多く、配達しやすい宅配エリアを引き継ぐ

荷物量が多く、配達しやすい宅配エリアを引き継ぐのは、割が良い仕事の取り方ですね。

単価制で宅配の仕事を請負った場合、狭いエリアで荷物量が多いのが理想です。

エリアが狭ければ狭いほど、次の荷物の配達先までの移動時間が短くて済みますし、荷物の量が増えれば増えるほど、次の配達先までの移動時間がさらに短くなります。

移動時間が短くなればなるほど、1日に配れる荷物量が増えるので、たくさん稼ぐことができるというわけです。

しかし、狭くて荷物量が多いエリアというのは限りがあります。

誰しもが、そういった“稼ぎやすい宅配エリア”を確保することはできないのです。

なので、稼ぎやすい宅配エリアを保有している人から仕事を引き継げれば、効率よく稼げるでしょう。

方法としては、大手運送会社、もしくは大手運送会社から宅配の仕事を請け負っている委託会社に連絡して聞いてみるのが一番良いでしょう。

正直、荷物量が多くて宅配しやすいエリアが空いている、もしくは空く予定があるかどうかは、運の要素が強いので、聞いてみるのが手っ取り早いです。

聞く際は、「たくさん稼ぎたいので、荷物量が多いエリアって空いてますか?」といった具合に、やる気満々アピールをした方が、好印象を持たれる可能性が高いと思われます。

結局、大手運送会社にしろ、その委託会社にしろ、たくさん配ってもらえれば貰えるほど、儲かるので、やる気がなさそうな軽貨物ドライバーよりは、やる気がありそうな軽貨物ドライバーの方が良いからです。

「宅配の仕事ってどんなことやるの?」と思った方は、下記記事にて、宅配の仕事内容を分かりやすくまとめてみたので、参考にしてみてください。

宅配のリアルな現場の状況を知りたいという方は、下記記事が参考になると思います。

マッチングアプリで割の良い仕事のレギュラードライバーになる

マッチングアプリで、同じ荷主が定期的に仕事を発注していることがあります。

そういった定期案件の中でも、労働時間に対して報酬が高い仕事のレギュラードライバーになると、割の良い仕事を定期的に請け負うことができるので、おいしいですね。

かなりの仕事数をマッチングアプリでこなしている方から聞いた話です。

何度か同じ依頼主からの仕事を受注できると、新規でその依頼主が仕事を出した際にエントリーすると、依頼主が贔屓にしてくれることがあるそうです。

曰く、依頼主からしてみると、新しいドライバーに仕事の内容や注意点を説明するよりも、何度か依頼をこなしていて慣れているドライバーの方が、説明が省けて助かるのだそうで。

そのため、マッチングアプリで狙っていた仕事にエントリーして拒否されたとしても、めげずに何度も何度も再エントリーしまくって、同じ依頼主から何度か仕事を請けて、レギュラードライバーになれるよう努力するといいみたいですね。

ただ、マッチングアプリは、評価が固まるまでが大変です。

最近のマッチングアプリは、依頼主からの評価が公開されるシステムを導入しているものが多いので、実直に仕事をこなし、優秀なドライバーという評価を勝ち取っていくのが、割の良い仕事にありつく、一番の近道かもしれません。

評価がある程度固まるまでは、仕事をえり好みせず、実績作りと割り切って、安い仕事も積極的に受けるのも覚悟しておいた方がいいと思います。

最悪な仕事の取り方

契約内容が悪い運送会社の孫請け

契約内容が悪い運送会社の孫請けは最悪です。

これだけは絶対にやめた方がいい。

あくまで聞いた話ですし、真偽のほどは定かではないのですが、欠勤すると罰金をとるような会社もあるらしいですね。

ただ、避けようと思って避けられるものでもないっていうのが難しいところ。

求人サイトで、「我が社は、ドライバーを奴隷と見なしており、人間として扱わない。高熱が出ようが骨折してようが、お客様のもとへ、ひたすら荷物を運べ」とか書いてくれてあれば、「この会社はヤバい」と気付けるのですが、そんなことを書いてくる会社は、まず、ないですよね。

なので、電話や面接で根掘り葉掘り聞いた方が良いのですが、どういった質問をすれば、労働環境が整っている会社かどうか判断できるかわからないですよね。

なので、私のおすすめの質問は、「ドライバーが突発的に休んだ場合、どうなりますか?」です。

質問の返答で、ある程度の規模の会社なら正社員が、小さい会社なら代表者や役員が現場に出てきてくれるようなところだと、“ドライバーをサポートしよう”という意識がある会社だと思います。

この質問のほかに、契約内容なども見て、総合的に判断するのが無難だと思います。

仕事量が安定しない仕事を本業にしてしまう

仕事量が安定しない仕事を本業にしてしまうのは、最悪な仕事の取り方だと思います。

本業……つまり、メインの収入源となる仕事って、ある程度安定して稼げないといけないと思います。

ものすごく報酬が高い特殊な仕事を請負う場合は別として、ある程度安定して稼ぐには、定期で仕事がないと厳しいです。

なので、ちょっと割が良い仕事だからといって、安定して稼げるのか試しもせずに本業に据えてしまうと、仕事量が安定せず、生活が成り立たないなんてことになりかねません。

なので、「割の良い仕事だから本業にしよう」と短絡的に考えるのではなくて、仕事量が安定しているのかどうかまで考えると、良いと思います。

恥ずかしい話ですが、私は、割の良さに目が行き過ぎて、仕事量が潤沢に確保できるかどうかを考えず、本業にしてしまい、すぐに仕事がなくなって、早急に新しい仕事探しをしなければならなくなった経験があります。

そのせいで活動拠点を移す羽目になり、無駄に時間とお金を浪費してしまいました。

ですので、そうならないためにも、仕事量が安定しているかどうかの見極めはすごく重要だと思いますよ。

まとめ

軽貨物の仕事の取り方を考察してみました。

結局のところ、割の良い仕事にありつくには営業能力が必須だと思います。

自分が求める報酬金額で話をまとめる交渉術であったり、荷主から好かれる人柄であったりがどうしても求められてしまう。

知名度があれば、仕事が入ってくると思いますが、知名度を高めるってそんなに簡単じゃありません。

筆者も毎日毎日、うまくいかず試行錯誤しながら、生きてるので、頑張っていきましょう。(自分に言い聞かせてる感がすごい)

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