やってはいけない軽貨物の仕事を5選紹介しています。
罰金を取る運送会社の下請け
罰金を取る運送会社の下請けは、やってはいけないと思います。
特に、欠勤に対する罰金を取っている会社の下請けは絶対にやってはいけません。
もちろん、無断欠勤はダメです。
しかし、急に欠勤しなければならなくなってしまうことは、誰にでもあることです。
持病であったり、身内の不幸であったり、車の故障であったりですね。
なので、欠勤に対し、罰金を科するような運送会社は、大抵、劣悪な労働環境でドライバーを働かせようとしているケースが多いので、やめておいた方が良いと思います。
「無断欠勤する人間が多いから、罰金制にしているんだ!」と、言う経営者もいると思いますが、そもそも労働環境が整っている職場であれば、ドライバーが集まるので、無断欠勤するような質の低いドライバーは、契約解除しても痛くないはずです。
替えが利くわけですから。
- 欠勤に対する罰金を取る会社は労働環境が荒れている可能性有り
- 下請け・孫請けで仕事を請ける際は、契約内容を吟味しよう
フードデリバリー
フードデリバリーは、軽貨物ドライバーとして、やってはいけない仕事だと思います。
なぜなら、軽自動車で配達するより、原付や小型二輪で配達した方が、効率が良い場合が多いからです。
軽貨物は、軽バンや軽トラックを使って、荷物を運ぶ仕事です。
なので、トラックほどに荷物を積み込むことはできませんが、それでも、50cm立方の段ボール15~20個ぐらいは積み込めるスペースがあります。
それだけのスペースがあるのにもかかわらず、料理を1~2品運ぶというのは、さすがに効率が悪すぎます。
ガソリン代・任意保険料・車検費用などのランニングコストで考えてみても、割が悪すぎる。
なので、フードデリバリーをやりたいのであれば、軽貨物ではなく、バイクを使って配達した方が良いと思います。
- フードデリバリーは軽自動車よりバイクの方が有利
- 任意保険やガソリン代などのコストがバイクの方が安い
- 料理の運搬では軽貨物の広い荷台を活かせない
ただし、軽貨物ドライバーの仕事としてフードデリバリーはおすすめできないのであって、原付・小型二輪でやるというのであればフードデリバリーは悪くないと思います。
最近は、DiDiフードが配達パートナーへの事故補償を引き上げるなど、ubereats以外のフードデリバリーサービスも台頭しつつあるので、働いてみる価値ありです。
荷物の情報があやふやな仕事
荷物の情報があやふやな仕事はやめたほうがいいと思います。
私自身の経験ですが、段ボール数箱という情報で仕事を引き受け、いざ、現場へ到着すると、これ軽バンに積み込めるのかなというぐらい大きな段ボールで、冷や汗をかかされたことがあります。
私の場合は、何とか積み込むことができ、問題なく配達できたのですが、正直、運が良かっただけです。
もし、積み込めなかったら、2往復することになり、時間・コストともに引き受けなければ良かったというレベルのまずい仕事に変貌してしまいかねませんでした。
なので、荷物の情報があやふやな仕事は引き受けない方がいいですよ。
何かしら、軽貨物ドライバー側に知られると嫌な何かがある可能性が高いですから。
稼ぎづらいエリアの宅配
稼ぎづらいエリアの宅配はやってはいけません。
なぜなら、宅配は稼げるエリアと微妙なエリアの差が激しいからです。
昼間の在宅率が悪いエリアは微妙。
広くて荷物量が少ないエリアの宅配は最悪と言っていいでしょう。
宅配は単価報酬制がほとんどのため、稼ぎづらいエリアの担当になってしまうと、収入に大きく響きます。
なので、もし担当エリアが飛び地になっていたり、山があって異常に広かったりするような場所だったり、持ち出した荷物を一周配達して、配達完了率が50%を切ってしまうような昼間の在宅率が悪すぎるような所だった場合、エリアの変更をすぐに希望しましょう。
あまり稼ぎは伸びないと思います。
- 宅配は稼げるエリアと微妙なエリアの差が激しい
- 昼間の在宅率が悪いエリアは微妙
- 広くて荷物量が少ないエリアは最悪
ちなみに、宅配で1日100個配ると、大体どのくらい稼げるのか下記記事で紹介しているので、宅配についてもっと深く知りたいという方は参考にしてみてください。
駐禁切符を切られるリスクが高いエリアの宅配
駐禁切符を切られるリスクの高いエリアの宅配はやめた方がいいです。
以下は、埼玉県警察の交通違反の反則金等の一覧表を参照に作った一覧表ですが、駐禁切符を切られた際の反則金って、結構高いです。
場所 | 放置駐車違反の 反則金額 | 駐車違反の 反則金額 |
---|---|---|
駐車禁止区域 | 15000円 | 10000円 |
駐停車禁止区域 | 18000円 | 12000円 |
放置駐車違反とは、運転者が車から離れていて、すぐに車を動かせない状態での違反。
対して、駐車違反は、運転手が車内にいるなど、すぐに車を動かせる状態での違反ですね。
駐車禁止区域での放置駐車違反は反則金15000円、駐車違反は10000円取られます。
駐停車禁止区域での放置駐車違反は反則金18000円、駐車違反は12000円取られます。
放置駐車違反にしろ駐車違反にしろ、1回切られただけで、1日分の稼ぎの大部分をもっていかれてしまうので、かなりきついですね。
ですので、駐禁リスクの高いエリアの宅配は、相当報酬が高い場合を除き、やめておいた方がいいでしょう。
まとめ
やってはいけない軽貨物の仕事を5選紹介しました。
軽貨物といっても、細かく区分けすれば、本当に多くの仕事があります。
雑誌を運ぶ仕事だったり、建築資材を運ぶ仕事だったり、引っ越しだったり、いろいろです。
やってはいけない割の悪い仕事もあるけれど、割の良い仕事もあるので、軽貨物=すべての仕事をやってはいけないという考え方は間違っていると思いますよ。
割の良い仕事をとるなら、自分で営業するのが一番の近道だと思います。
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