社会不適合者におすすめのフリーランスの仕事を紹介しています。
社会不適合者とは?
『社会不適合者』のイメージは個人によって違うので、まずは、本記事における共通の定義づけをしたいと思います。
weblio辞書では、社会不適合者を以下のように定義しています。
社会の要求に応えて生活することが困難な者。社会に適合できない人。上手くやっていけない人。
weblio辞書より引用
そもそも『社会』とは、何だろう?
150年以上にわたり、世界50以上の言語の権威ある辞書を編集、発行してきた辞書を専門とする世界有数の出版社Oxford Languagesは、『社会』を以下のように定義づけています。
(人間が)集まって生活を営む、その集団。
Oxford Languagesより引用
つまり、社会不適合者とは、集団の要求に応えて生活することが困難な者=集団行動が苦手な人と、本記事では定義することにします。
社会不適合者にフリーランスがおすすめの理由
仕事を選べるから
社会不適合者にフリーランスがおすすめの理由は、仕事を選べるからです。
フリーランスは個人事業主として活動することになるので、事業の進め方の決定権は自分にあります。
そのため、嫌な仕事や割の悪い仕事を断ることが可能です。
もちろん、断った結果、お得意先が一つ潰れてしまったり、実績が乏しく、今後受ける仕事の単価が上がりづらかったりと、不利益を被る可能性もあります。
しかし、会社員のように集団に所属している者は、会社の命令に逆らえないので、集団に所属している者と比較して、仕事を選べる自由度は非常に高いです。
ですので、個人事業主として活動できるフリーランスは、社会不適合者におすすめです。
労働時間を自分で決められるから
社会不適合者にフリーランスがおすすめの理由は、労働時間を自分で決められるからです。
社会にうまく適合している会社員や公務員は、労働時間が雇用者側から定められている場合が多いです。
逆説的に考えると、社会不適合者は労働時間を定められるのを苦手としている人が多いと思います。
フリーランスであれば、仕事の完遂で報酬を貰う『成果報酬型』の業務委託が一般的なので、納期を守って仕事を終わらせることが前提となりますが、労働時間に関しての裁量権はフリーランス側にあるわけです。
ですので、労働時間を自分で決められるフリーランスは社会不適合者におすすめです。
自己主張が激しい人が得する場合があるから
社会不適合者にフリーランスがおすすめの理由は、自己主張が激しい人が得する場合があるからです。
フリーランスという働き方は、依頼人から仕事を請け負ってお金を稼ぎます。
ですので、お金を払う依頼人の方が立場が強いことがよくあります。
依頼人の中には正社員で働いていることに優越感をもっている人も多く、フリーランスという働き方自体を見下している人も多いので、理不尽なことを言われることもあるわけです。
下手にでると、安い業務委託料で仕事を請け負わされることも当たり前のようにあるので、自分の意見をはっきりと言える自己主張の激しい人の方が、利益を獲得できるケースも多いですね。
逆もまた然り。
会社のように集団の輪を重んじるところでは、自己主張の激しい人間は排斥されがちですが、フリーランスの場合、実力さえあれば、自己主張が激しい方が有利な方向に進めることもできるので、社会不適合者におすすめです。
社会不適合者におすすめのフリーランスの仕事
ブロガー
ブロガーは、社会不適合者におすすめです。
ブログは、マネタイズ(事業を収益化すること)方法が無数にあります。
例えば、写真が好きな人なら、写真についてのノウハウを書くブログを立ち上げて集客し、自分の撮影した写真を販売したり、撮影の仕事を請け負ったりできます。
飲食店をやっている人であれば、料理についてのノウハウを書くブログを立ち上げ集客し、自分の店の宣伝をしてもいいわけです。
ブログは、1度作り上げてしまえば、24時間文句を言わずに集客し続けてくれるので、コスパ最高の販促ツールだと思います。
内容も自分の作りたいものを作れるので、自由度が高くて面白い。
マネタイズに成功すれば、人とかかわらずに生きてゆけます。
ブログ作成の代行など、依頼を受ける場合は別として、自主的にブログを作る分には、自分のペースでコツコツやっていけるので、社会不適合者におすすめの仕事です。
プログラマー
プログラマーは、社会不適合者におすすめです。
全く社会とかかわらずに済むというわけではありませんが、自宅でできる仕事ですし、会社員のように出社義務があるような仕事と比べると、かかわる人間が少なくて済むので、対人関係のストレスが少なくて済みます。
また、WEB事業は上り調子なので、仕事の依頼も豊富で、技術を持ってさえいれば、他の業種よりも収入に安定感を出しやすいのも魅力。
あまり人とかかわらなくて済むうえに、仕事の案件が豊富なプログラマーは、社会不適合者におすすめです。
webライター
webライターは、社会不適合者におすすめです。
プログラマーと同じく、全く人とかかわらずに済むわけではありませんが、サービス業などの多数の人間とかかわらねばならない仕事より、はるかにかかわる人数が少なくて済みます。
webライターの仕事の多くは、何かを調べて分かったことをまとめるといった内容が多いです。
メディア運営者が保有メディアにて、その情報を使いたいからですね。
そのため、知らなかったことを調べまくることになるので、知識量が増えます。
中には、生活に役立つ情報も多いので、人生が豊かになると思います。
良い文章を書くには研鑽が必要ですが、webライターになること自体の敷居は低いので、社会不適合者におすすめです。
イラストレーター
イラストレーターは、社会不適合者におすすめです。
プログラマーやwebライターと理由はだいたい同じで、多くの人とかかわらなくても仕事が成り立つからです。
また、SNSや動画投稿サイトが流行っているので、それに伴い需要が増大していてねらい目でもあるからです。
TwitterやYouTubeのアイコン作成など、イラストレーターとしての技術を活かせる仕事はいろいろあるので、社会不適合者におすすめです。
動画編集者
動画編集者は、社会不適合者におすすめです。
プログラマー・webライター・イラストレーターと理由はだいたい同じで、多くの人と関わらなくても仕事が成り立つからです。
YouTubeが盛り上がっているので、需要は多い。
ブログ運営をやっていることもあって、PV数(ブログ記事が何回閲覧されたか)と動画再生数を比較して考察することが多いのですが、有名Youtuberは1本の動画で1カ月かからずに数百万再生を稼いだりしていますが、ブログで1記事で1カ月以内に数百万PVを稼ぐって、個人ブログだとほぼ不可能だと思います。
よほど社会に強い影響力をもつ個人もしくは、法人ブログでないと厳しい。
それだけ、ユーザーが文章よりも映像を求めているということなので、動画編集者の需要は高く、社会不適合者におすすめです。
翻訳家
翻訳家は、社会不適合者におすすめです。
ブログラマー・webライター・イラストレーター・動画編集者と理由はだいたい同じで、多くの人と関わらなくても仕事が成り立つからです。
ココナラ やランサーズ といった仕事を依頼したい人と仕事を請けたい人とをつなぐマッチサイトが流行っているので、こういったサービスが普及していなかった時代と比べると仕事を獲得しやすくなっているのでおすすめですよ。
軽貨物ドライバー
軽貨物ドライバーは、社会不適合者におすすめです。
軽貨物ドライバーはプログラマーやwebライターと比べて体を動かす仕事ですが、多くの人と関わらないでも仕事が成り立ちます。
最近は、フードデリバリーサービスが充実しているので、時間や場所にも融通が利きやすいですね。
運転免許と黒ナンバーの軽自動車さえ持っていれば、すぐに始められる仕事なので、参入障壁も低い。
軽貨物ドライバーの仕事の中でも、宅配ドライバーは、仕事量が多く、稼ぎが安定しやすいので、おすすめですよ。
宅配ドライバーに興味のある方は、下記記事を読むと、1日でどのくらいの荷物を配れば、どのくらい稼げるのか分かるので、参考になると思います。
フリーランス活動を始める前に会社で下積みも視野に入れて
フリーランス活動をする前に会社で下積みも視野に入れた方が良いと思います。
会社員として働けば、技術とコネクションを築き上げることができるためです。
個人でいきなりフリーランスとして活動してしまうと、技術も独学になってしまいますし、コネクションもありません。
結果、苦しい思いをすることになります。
会社員として下積みも苦しいと思いますが、フリーランスとして独立した時に活かせるものを多く築き上げることもできるので、会社勤めからのフリーランスへと独立も視野に入れるべきでしょう。
質問に答えるだけで自己PRを作成できるサービスを無料提供している地域密着型転職サイト『はたらいく』や、
働きながらでも転職活動ができるようさまざまなサポートが充実している『第二新卒エージェントneo』など、転職サービスが充実しているので、活用するのがおすすめですよ。
まとめ
社会不適合者におすすめのフリーランスの仕事を紹介しました。
社会不適合者は、意味を調べてみた結果、集団行動を苦手とする人という定義にしたので、あまり人と関わらないでも、お金を稼げる仕事を紹介することにしました。
現代は、仕事を依頼したい人と仕事を請けたい人とを結ぶプラットフォームが充実しているので、フリーランス活動がしやすくなっていると思います。
ただ、会社勤めを経ることでコネクションを作ることができたり、会社の潤沢な資源を利用して、個人ではできないような仕事に携わって技術を身に付けたりと、下積みをした方が良い部分もあるので、そのあたりも考慮して、フリーランス活動をするか検討すると良いと思います。
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