フリーランスとニートの違いとは?

フリーランスとニートの違い フリーランス

フリーランスとニートの違いを紹介しています。

フリーランスとは?

フリーランスとは、Weblio辞書によると、以下のように定義づけられています。

フリーランスとは、企業や団体に所属することなく、個人として仕事を請け負う活動・契約形態、および、そのような形で仕事を請け負う人。

Weblio辞書より引用

また、フリー百科事典Wikipediaでは、フリーランスを以下のように定義づけています。

フリーランスは、特定の企業や団体、組織に専従しておらず、自らの技能を提供することにより社会的に独立した個人事業主である。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用

Weblio辞書とWikipediaの共通事項をまとめると、フリーランスは、特定の企業や団体に所属していない個人事業主として仕事を請け負っている人という定義になります。

ニートとは?

Oxford Languagesとは150年以上にわたり、世界50以上の言語の権威ある辞書を編集、発行してきた辞書を専門とする世界有数の出版社です。

そのOxford Languagesでは、ニートを以下のように定義づけています。

十五歳から三十四歳までの、家事・通学・就業をせず、職業訓練も受けていない者。


Oxford Languagesより引用

また、フリー百科事典Wikipediaでは、ニートを以下のように定義づけています。

ニートとは、就労・就学をしていない、また職業訓練も受けていないことを意味する用語である。日本では、15~34歳までの非労働人口のうち通学・家事を行っていないものを指しており、「若年無業者」と呼称している。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用

2つの情報源の共通事項を抜き出すと、ニートとは、15~34歳の職業訓練を受けておらず、通学・家事・就業を行っていない者となります。

フリーランスとニートの違い

働いているか

フリーランスとニートで最も分かりやすい違いは、働いているかです。

フリーランスは、仕事量や稼ぎに差はあっても、大前提として働いています。

個人事業主として、何らかの取引先から仕事を請け負っているわけですから。

一方、ニートは仕事を一切していないので、働いてません。

個人事業主として開業しているか

フリーランスは、個人事業主と定義づけられているので、納税地を管轄する税務所に開業届を出して開業しています。

一方、ニートは開業していません。

確定申告の義務(一部例外有り)

フリーランスは、仕事を請け負っているので所得が発生しています。

その所得は事業所得となり、20万円を超える場合、確定申告する義務が生じます。

一方、ニートは所得がない場合、確定申告する義務はありません。

ただし、雑所得から所得控除を差し引いて残額がある人など、ニートであっても所得のある人は一部確定申告する義務が生じる場合があります。

詳しくは、国税庁のホームページ内の『確定申告が必要な方』に記載されているので、そちらを参照にしてください。

社会的信用

社会的信用度は、フリーランスの方が高いです。

なぜなら、所得があるからです。

クレジットカードの作成や賃貸物件を借りる際、所得を記入せねばならないことが多いので、所得のないニートだと、社会的信用が低いため、審査が厳しくなってしまいます。

ニートからフリーランスになるには?

仕事を見つけ開業届を出す

ニートからフリーランスになるには、仕事を見つけ、開業届を出して、開業するだけです。

「仕事が見つからない」「スキルがない」という方は、仕事を発注する人と仕事を請けたい人をマッチングするプラットフォームを利用すると良いと思います。

ココナラ ランサーズ が有名です。

どちらもライティング・ロゴ制作・webサイト制作・翻訳・資料作成……etc、幅広い業務を請け負えるので、自分がやってみたい仕事に挑戦していくと、スキル・実績が身につきます。

将来的に、より高い単価で仕事を請け負うための下地作りに活用するのがおすすめですよ。

会社員として働いてコネクションを築いてから独立する

会社員として働いて技術を身に着けてから、フリーランスとして独立するというのも、ニートからフリーランスになる方法の1つです。

この方法のメリットは、会社員時代のコネクションを活かせること。

筆者は、フリーランスの軽貨物ドライバーとして活動しているのですが、もともと運送会社の会社員として働いてからフリーランスになったわけではありません。

なので、仕事を取るのに飛び込み営業になってしまう場合が多いので、精神的なストレスがすごく溜まります。

同じフリーランスとして活動している軽貨物ドライバーの方が、会社員時代のコネクションで仕事を貰っている話を聞くと、すごく羨ましいです。

飛び込み営業のように辛いことをして仕事を獲得するより、会社員時代のコネクションを活用して簡単に仕事を獲得できた方がストレスフリーですし、収入に安定感が出るので、会社員を経てからフリーランスになるという方法は非常に有効だと思います。

この手法を実践するならば、転職サービスががおすすめですね。

リクルート運営の地域密着型転職サイトはたらいくは、週二回の更新で新鮮な情報があふれていますし、自己PRを簡単な質問に答えるだけで作れてしまう“レジュメのちかみち”というサービスが無料提供されています。

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  • 履歴書の作成サポート
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  • キャリアアドバイザーとマンツーマンカウンセリング
  • 面接日程の交渉代行
  • 入社条件の交渉代行

以下の流れは、おすすめなので、実践してみてください。

  1. 便利な転職サービスを活用し会社員になる
  2. 会社員になりコネクションを形成
  3. フリーランスとして独立

まとめ

フリーランスとニートの違いを紹介しました。

フリーランスは、個人事業主として仕事を請け負っているというのが特徴なのに対し、ニートは通学・家事・就業を行っていないという特徴をもっています。

フリーランスとニートは、全く異なるものなので、混同しないようにしましょう。

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