自動車学校の公認・非公認の違いとは?【教習所】

自動車学校の公認・非公認の違いとは? 運転

自動車学校の公認・非公認の違いについて紹介しています。

公認の自動車学校とは指定自動車教習所のこと

公認の自動車学校とは指定自動車教習所のこと。

指定自動車教習所とは、都道府県の公安委員会が道路交通法に基づいて指定した自動車教習所のことを指します。

道路交通法の基準に適合しているかの判断基準は以下の3つ。

  1. 資格のある指導員が適切に配置されているのか(人的基準)
  2. 教習コースの面積・構造や学科教育をするための施設を備えているのか(物的基準)
  3. 教習の方法・時間が法令に沿っているのか(運営基準)

つまり、公認の自動車学校とは、人的基準・物的基準・運営基準の3つを満たしていると公安委員会から認められている自動車教習所というわけです。

公認の自動車学校の合宿免許をランキング

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非公認の自動車学校とは届出自動車教習所のこと

非公認の自動車学校とは、届出自動車教習所のこと。

届出自動車教習所とは、公安委員会に届け出をした教習所のことで、教習コースや学科教育をするための施設の充実具合はさまざま。

公認・非公認の違い

技能試験の試験場所

公認の自動車学校(指定自動車教習所)は自動車学校で技能試験を受験できます。

公認の自動車学校で行われる『卒業検定』が運転免許技能試験というわけですね。

一方、非公認の自動車学校(届出自動車教習所)は各都道府県ごとに指定されている運転免許試験場や免許センターにて受験せねばなりません。

注意点
厳密に言うと、公認の自動車学校で交付される卒業証明書を運転免許試験場へと持っていくと技能試験が免除されるという仕組みですが、卒業証明書が効力を発揮するのは1年間なので、交付から1年以内に適正試験・学科試験を突破して運転免許を取得しましょう。

仮免試験の試験場所

公認の自動車学校(指定自動車教習所)は自動車学校で仮免試験を受験できます。

一方、非公認の自動車学校は各都道府県ごとに指定されている運転免許試験場や免許センターにて受験せねばなりません。

合格割合

警察庁の発表する運転免許統計(令和2年版)をもとに、公認の自動車学校卒業者(指定自動車教習所)と非公認の自動車学校卒業者(届出自動車教習所)それぞれの合格割合を一覧表にしました。

自動車学校の種別合格者数合格割合
公認の自動車学校1090046人98.4%
非公認の自動車学校17608人以下※1.6%以下※
※いわゆる一発試験の合格者も含んでいる数値のため

合格者の中の公認の自動車学校卒業者の割合は98.4%です。

一方、非公認の自動車学校は1.6%以下となっています。

非公認の自動車学校の合格割合は、非公認の自動車学校に通わず運転試験場に直接試験を受けに行く『一発試験』の合格者も含んだ数値となっているので、1.6%よりも小さくなることが想定されます。

非公認の自動車学校を経て、運転免許試験に受験した人数が判明しなかったため合格率は出せませんでしたが、合格者の割合は圧倒的に公認の自動車学校卒業者が多いことが分かりました。

安心なのはやはり公認の自動車学校

運転免許の取得において安心感があるのは、やはり公認の自動車学校(指定自動車教習所)だと思います。

安心の理由は主に3つ。

  1. 道路交通法における基準に適合している教習所だから
  2. 仮免を教習所で取得できるから
  3. 卒業できれば技能検定を免除されるから

運転免許の取得において、通いと合宿なら合宿の方がおすすめです。

理由は下記記事にまとめてあります。

合宿免許で運転免許の取得を考えている方は、公認の自動車学校をランキング形式で紹介しているサイト『合宿免許ライブ』が便利なので活用してみてください。

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まとめ

自動車学校の公認・非公認の違いについて紹介しました。

公認の自動車学校とは、指定自動車教習所といって、道路交通法の基準に適合していると都道府県の公安委員会に認められて指定された教習所のこと。

一方、非公認の自動車学校とは、公安委員会に届け出を出して運営している自動車教習所のことです。

仮免を教習所で取得できたり、卒業すれば技能検定が免除されたりと公認の自動車学校はメリットが大きいので、運転免許の取得における安心感は公認の自動車学校の方が高いと感じました。

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