運転免許を取りたくない人に知ってもらいたいこと

運転免許を取りたくない人に知ってもらいたいこと 運転

運転免許を取りたくない人に知ってもらいたいことを紹介しています。

運転免許を取りたくない理由

事故を起こすのが怖い

運転免許の点数制度について

運転免許を取りたくない理由の1つとして、事故を起こすのが怖いということが挙げられます。

運転免許は点数制度の加算方式を採用しています。

運転免許取得時の点数は『0』ですが、違反や事故に応じて点数が加算されていきます。

6点以上で免停、15点以上で免取です。

免停は、一定時間を過ぎれば再び運転できるようになりますが、免取の場合は、免許自体が取り消しとなってしまうので再取得しないと運転できなくなってしまいます。

交通事故を起こした場合、違反を犯すよりも加点が高いです。

なぜなら、違反に付く基礎点数に加え、事故による損害に応じて加点される付加点数も付くから。

運転手の過失で、時速30キロ以上50キロ未満の速度超過をして人を轢き、治療期間3カ月以上のけがを相手に追わせてしまった場合、基礎点数で6点+付加点数13点=19点の加点となるので、1発で免取です。

このように、交通事故は被害者への補償はもちろんのこと、苦労して取得した運転免許も失ってしまうので、リスクが高く、運転免許を取得したくない理由となっています。

お金がかかる

免許取得費用の相場

運転免許を取りたくない理由の1つとして、お金がかかることが挙げられます。

運転免許の相場は時期・AT限定かMTか・通いか合宿かなど諸条件で変わりますが、おおよその数値は以下です。

通い合宿
25~35万円(AT限定)20~30万円(AT限定)
27~37万円(MT)22~32万円(MT)

傾向としては、合宿の方が安い。

とはいえ、時期や自動車学校を厳選しても、20万円以上かかってしまうので、運転免許の取得は決して安くはありません。

取得に高い費用がかかってしまうのが、運転免許を取りたくない理由の1つとなっています。

合宿免許探しにおすすめ

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運転免許を取りたくない人に知ってもらいたいこと

運転に対する怖さはすぐに無くなる

運転免許に対する怖さはすぐに無くなります。

「運転免許を取りたくない」という人の大半は、運転に対する恐怖心から、運転免許を取りたくなっているのだと思います。

ですが、意外と車に乗る前は怖いと思っていても、免許を取得後、1カ月ほど、短い距離でいいので毎日車の運転をするようにしていると、自然と怖さが無くなります

車の運転に良い意味で“慣れ”がくるので。

筆者は宅配ドライバーなので、毎日のように車を運転していますが、教習所ではじめて車を運転した時は怖かったです。

ですが、通勤や仕事で運転していたら、あっという間に恐怖心は消えてなくなりました。

今まで運転をしたことのなかった人にとって、車の運転は“未知”だから怖いと感じてしまうだけで、実際、やってみると「こんなものか」と思う程度の難易度です。

最初の一歩は怖いと思いますが、『運転なんて誰でもできる簡単なことなのだから、自分にできないわけがない』と少しなめてかかるぐらいに気持ちにゆとりをもって挑戦してみるのがおすすめですよ。

事故を起こした時に死者が出る確率は1%未満

運転免許を取りたくない理由の1つに死亡事故を起こしたくないことが挙げられると思います。

死亡事故を起こしたら、人生詰みますからね。

ですが、事故を起こした際、死者が出る確率は1%未満です。

内閣府の発表する『平成30年中の道路交通事故の状況』によると、平成30年度中に発生した交通事故の件数が43万601件に対し、死者数は3532人でした。

この数値をもとに事故を起こしたときに死者を出してしまう確率を計算すると……

交通事故を起こした時に死者が出る確率

3532人÷43万601件=約0.008
0.008×100=0.8%

0.8%です。

1%未満なので、事故を起こしたとしても、死亡事故になってしまう確率は低いのです。

もちろん、約0.8%と言えども、死亡事故になってしまう確率がある以上、油断は禁物です。

常に注意して運転をすべき。

ですが、運転に対する恐怖心を和らげるため、事故を起こした際に死亡事故になってしまう確率は1%未満と言うことは知っておいた方が良いと思います。

交差点と交差点付近の運転を注意すれば死亡事故率は激減する

運転免許を取りたくない理由として、死亡事故を起こしたくないという人に、交差点と交差点付近の運転を注意すれば、死亡事故率を激減できることを知ってもらいたいです。

内閣府の発表する『平成30年中の道路交通事故の状況』によると、平成30年度中に起きた死亡事故3449件中、1576件は交差点内と交差点付近で発生しています。

確率で言うと、約45.7%ですね。

つまり、死亡事故の約半分は、交差点と交差点付近で起きているというわけです。

逆に言えば、交差点と交差点付近を注意して運転すれば、死亡事故率を激減させることができると言えます。

ですので、死亡事故を起こしたくないから運転免許を取りたくないと思っている方は、教習所で講師に交差点と交差点付近を安全に運転するコツを根掘り葉掘り聞きだし、路上練習等でしっかりと訓練すれば、運転に自信がつくと思いますよ。

AT限定にすると安い

運転免許を取りたくない理由にお金がかかるからということもあると思いますが、それならばAT限定で取得するのはどうでしょうか?

参考までに3校ほど、MTも運転できる普通自動車免許とAT限定の普通自動車免許の取得費用を比較してみました。

自動車学校MTAT限定
自動車学校A32万7800円31万2950円
自動車学校B29万4800円28万1600円
自動車学校C34万2760円32万7910円

ランダムで選んだ3つの教習所で比較した結果、10000~15000円ほどAT限定の方が安いことがわかりました。

特にMT車を運転する予定がないのなら、AT限定で取得した方が、所得費用を抑えることができますよ。

会社員には転勤がある

現在住んでいるのが都心で、就職先も都心にする予定なので運転免許を取得したくないという方は、会社員には転勤があることを知ってもらいたいです。

特に、全国に拠点を持つような大きな会社で総合職に就こうと思っている人は、運転免許がないと生活が厳しい田舎へと転勤する可能性があることを想定しておいた方が良いと思います。

人事異動は希望は出せても、希望通りに異動できないケースが多々あるので、望まない転勤先へと異動が決まったら会社を辞めるぐらいの覚悟があるのならいいですが、そうでない方は、田舎へと転勤になった時の保険として、運転免許を取得しておいた方が良いでしょう。

運転免許は学生のうちに取るのがおすすめ

運転免許は、学生のうちに取るのがおすすめです。

なぜなら、学生割引が効いて安く取得できたり、就活の幅が広がったりとメリットが多いから。

学生のうちに免許を取るメリットを下記記事で紹介しているので、参考にしてみてください。

下記記事では、学生の特権である学割で、合宿免許がどのくらい安くなるのか相場を調べてみました

学割を効かせて、安く運転免許を取得してみたいという方は、参考にしてください。

事務職でも運転免許は必要

事務職はデスクワークだから、運転免許は必要ないと思っている方に、事務職でも運転免許は必要になる場合があることを知ってもらいたいです。

転職サイトのカテゴリー検索を活用して調べてみるとわかることですが、事務職の募集要項に『普通免許必須』と記載されていることが多いです。

もちろんすべての会社の事務職に運転免許が必要なわけではないと思いますが、求められることが多いので、就職幅を増やすという意味で運転免許は持っておいた方が得すると思います。

合宿免許は安い

運転免許の取得は、合宿免許の方が安いです。

申込情報をもとに提携している自動車学校のリアルタイムランキングなどを公表している合宿免許検索サイト『免許合宿Live』に掲載されているランキング上位3位をもとに合宿免許の相場を出してみました。(2021.07.07調べ)

自動車学校都道府県合宿免許料金(AT限定)
浜松自動車学校静岡県233200円(税込み)
富久山自動車学校福島県229900円(税込み)
新潟中央自動車学校新潟県182600円(税込み)
人気の合宿免許の料金一覧(2021年7月7日調べ)

最安プランでの相場になりますが、合宿免許の相場は215233円(税込み)となりました。

運転免許教習所ガイド(https://www.driver.jp/)というサイトに掲載されている東京都の自動車学校の通学料金(AT限定)をランダムに3校選び、相場を出してみました。(2021.07.07調べ)

自動車学校都道府県通学免許料金(AT限定)
むさし小金井自動車教習所東京都228800円(税込み)
今井自動車教習所東京都265100円(税込み)
八王子中央自動車学校東京都273900円(税込み)
東京都の通学免許の料金一覧(2021年7月7日調べ)

通学免許の相場は255933円(税込み)となりました。

したがって、合宿免許と通学免許では合宿免許の方が相場が4万700円安いことがわかりました。

運転免許の取得方法相場
合宿免許21万5233円(税込み)
通学免許25万5933円(税込み)
合宿免許と通学免許の相場比較表

ですので、運転免許を安く取得するなら合宿免許がおすすめです。

合宿免許探しにおすすめ

免許合宿ライブ

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まとめ

運転免許を取りたくない人に知ってもらいたいことを紹介しました。

運転免許を取りたくない理由に事故を起こすのが怖かったり、お金がかかったりすること挙げられますが、それでも、運転免許は便利なので取得した方が良いです。

運転免許を取得しておけば、実際に運転するかしないかの選択権を得ることができるわけですから。

逆に持っていないと、選択肢が狭まってしまいます。

運転に対する恐怖を乗り越えて、運転免許を取得することをおすすめします。

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